ED(勃起不全)は、中高年の男性に比較的よくみられる症状で、40~60代の男性の多くが何らかの形で経験するといわれます。
EDになると「勃起しづらい」「維持できない」といった状態になり、性生活に支障をきたします。
ED治療は自由診療(保険適用外)が原則です。しかしながら、中には保険適用となるケースもあります。
そこで本記事では、ED治療の初診料や薬代など具体的な費用内訳、保険適用の条件等について詳しく解説します。
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ED治療にかかる費用の内訳と平均費用

ED治療は自由診療のため、費用は医療機関ごとに多少異なりますが、おおまかな相場は決まっています。
主な費用と内訳は以下の通りです。
- 診察料(初診料・再診料):約2,000~3,000円
- ED治療薬の薬代:500~2,000円
- 薬剤以外の治療:7,000~100万円
薬代は使う薬の種類と錠数によって決まります。先発医薬品(新薬)の場合、1錠あたり約1,000~2,000円が一般的な価格帯で、ジェネリック医薬品なら1錠あたり500~1,000円前後が目安です。
ジェネリック医薬品は薬代を抑えられるだけでなく、効果や持続時間も先発医薬品とほぼ同等です。
ただし、ED治療は薬剤の種類や治療の方法によっても費用が変わってきます。
ED治療薬の費用
ED治療薬別の費用相場は以下の通りです。
薬 | 特徴 | 費用 |
---|---|---|
バイアグラ | 服用後1時間前後で効果があらわれ、3~4時間前後続く。食後に服用すると、効果があらわれるまでの時間が前後する | 500円~/25mg |
レビトラ | 食事の影響を受けにくい。バイアグラよりも効果は薄いが、即効性があり30分前後で効果が表れる | 1,300円~/10mg |
シアリス | 食事の影響を受けにくく、効果時間が長い。バイアグラやレビトラの効果と比べると劣る | 500円~/10mg |
ED治療薬以外の治療にかかる費用
ED治療薬以外の治療を行う場合、かかる費用は以下の通りです。
治療法 | 特徴 | 費用 |
---|---|---|
衝撃波治療 | 衝撃波を用いて、血管の機能向上や血流の改善を目指す治療 | 40,000~80,000円/回 |
陰茎海綿体注射 | 血管拡張作用のある注射を陰茎に注射して勃起を促す治療 | 7,000~12,000円/回 |
陰圧式勃起補助具 | EDの根本治療を自宅でできる器具 | 50,000~90,000円 |
手術(陰茎プロステーシス) | 陰茎海綿体内に器具を移植して勃起を促す方法 | 80万~100万円以上 |
当院西南泌尿器科クリニックでは、衝撃波治療を55,000円/回で診療しております。
ED治療は保険適用される?保険適用の条件と現状

結論から言えば、ED治療は基本的に保険適用外(自費診療)です。
EDは命に関わる疾患ではなく、生活の質(QOL)に関わる治療と位置付けられるため、公的医療保険の対象にはなっていません。
そのため、泌尿器科でED治療を受ける場合の費用(ed 泌尿器科 費用)は全額自己負担となります。
しかし例外が一つだけあります。それは「男性不妊治療」の一環としてED治療薬を用いる場合です。
少子化対策の施策として、2022年4月から不妊治療を行っている患者に限りED治療薬の保険適用が認められるようになりました。
言い換えれば、「勃起不全が原因で子どもを望む夫婦が妊娠できない場合」に限り、公的保険でED治療薬を処方できるということです。
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ED治療薬を処方してもらうには? – 診察の流れ

ED治療薬を処方してもらうには、基本的には医師の診察を受ける必要があります。
ドラッグストア等で市販はされておらず、必ず病院・クリニックでの処方が必要です。
一般的な流れとしては、まず泌尿器科(またはED専門クリニック)を受診し、以下のような手順で診察・処方が行われます。
1.受付・問診票の記入
来院したら受付を済ませ、現在の症状や既往歴、服用中の薬などを問診票に記入します。
2.医師による問診・診察
診察室で医師が問診を行います。主に勃起の状態や頻度、悩みの内容を確認し、持病や常用薬(特に心臓病の薬など)の有無を聞かれます。
また血圧測定など簡単な検査が行われることもあります。基本的にEDだからといって陰茎の視診・触診をしたり、痛みを伴う処置をすることはありません。
診察はプライバシーに配慮して行われ、クリニックによっては診察室に看護師が同席しない場合もあります。
3.治療方針の説明
医師が状況に応じた治療法を提案します。多くの場合はPDE5阻害薬と呼ばれる経口薬(バイアグラ、シアリス、レビトラ等)を服用することになるので、効果や副作用の説明を受けます。
重篤な持病がなければ問診だけで処方可能なケースが大半です。
4.ED治療薬の処方・会計
医師の判断でED治療薬が処方されることになったら、その場で薬を受け取ります(院内処方の場合)。
処方箋を発行するクリニックもありますが、ED治療薬を扱う医療機関では院内で薬を直接渡すことが一般的です。最後に受付で費用を支払い、診察は終了です。
初診の場合は緊張するかもしれませんが、診察自体は短時間(5~10分程度)で終わることがほとんどです。
まとめ
ED治療は泌尿器科や専門クリニックで受けることができ、ED治療薬を処方してもらうには医師の診察が必要です。
ED治療薬を利用する場合は、月数千円程度かかりますが、ジェネリックの活用やまとめ処方で負担軽減も可能です。
なお、治療薬以外の方法で治療を目指す場合は、数千円から100万円以上かかる場合もあります。
どの治療法が向いているかは医師に相談してみなければわかりません。
まずは症状や最適な治療方法を見つけるためにも泌尿器科クリニックを受診しましょう。
また、当院では薬を処方せず、身体に負担をかけない治療法も提供しています。
「薬に頼らず、体に負担をかけず、根本からの改善を目指したい」そんな方に注目されているのが【衝撃波治療】です。
当院ではその中でも、世界的に使用されている治療機器「ED-MAX」を導入しています。
- 【ポイント1】糖尿病や高血圧など、生活習慣病をお持ち方もOK
- 【ポイント2】1回20分・体への負担が少なく、治療後の生活制限なし
- 【ポイント3】初回限定で27%オフ、1〜2回目から効果を感じる方も
「薬が効かない」「他の治療も試してみたい」そんな方は、 当クリニックのED-MAX治療を利用してみてください。
ED-MAXについて詳しくはこちら
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